バージョン3.0以上のRubyを導入する
Rails7での推奨バージョンを確認する
とあるので、最新バージョンに近いバーションをrbenvを通じてインストールします。
結果3.2.2をインストールしました。
バージョン7.0以上のRubyを導入する
共通のgemエリアにインストールしたくない場合はどうするか?
下記サイトが参考になりました。ありがとうございます!
こちらのサイトの手順に近い方法でインストールしていきます。
ベースディレクトリを作成し、一時ディレクトリ(.bundle)内インストールする
まず、ベースとなるフォルダを作成します。
(このフォルダはプロジェクト名ではないことに注意してください。)
以下のコマンドを実行します。
bundle init
作成されたGemfile
を変更します。
gem "rails", '=7.0.8'
7.0.8は執筆段階での最新バージョンになります。
(こちらは適宜変更してください。)
以下のコマンドを実行します。
bundle install --path .bundle/
これで、.bundle
というフォルダにRailsその他がインストールされます。
バンドル無しで、Railsのプロジェクトを開始する
以下のコマンドを実行してください。
SQLiteを使用する場合、
bundle exec rails new プロジェクト名 --skip-bundle
MySQLを使用する場合(事前にインストールする必要があります)、
bundle exec rails new プロジェクト名 -d mysql --skip-bundle
Gemfileだけを作成するようなイメージでしょうか。
Gemfileを追記する
プロジェクト名
フォルダ内に作られたGemfile
に必要なものを追記していきます。
一例として私の評価用のプロジェクトを上げておきます。
●Gemfile
# Bootstrap5 gem "bootstrap", "~> 5.2.0" gem "mini_racer", "~> 0.6.2" # テストプログラム group :development do gem 'rspec-rails' end # テストプログラム(簡易書式化) gem "shoulda-matchers" # haml gem 'haml-rails' # 日本語化 gem "rails-i18n", "~> 7.0.0" # ページネーション gem "kaminari" gem 'bootstrap5-kaminari-views' # 検索機能 gem "ransack" # cocoon gem 'cocoon'
Bootstrap5については、gem以外にもいくつかの手順があります。下記を参照してください。
テストプログラムでRSpecを使用したい場合は追記します。
shoulda-matchersは、RSpecの簡略記法となります。
hamlはgemのみでインストールは完結しますが、導入時点では、Rilas7でのレイアウトがerbとは異なっています。
詳細はこちらを参考にしてください。
国際化パッケージ(=日本語化パッケージ)のi18nは、gemインストール以後も導入作業があります。下記を参照してください。
ページネーションおよび検索機能(ソート機能含む)については、下記をご参照ください。
(両者は相性がいいので一括して導入したいということもあるかと思います。)
親子関係にあるテーブルを一括で入力する場合、明細追加や削除等のアクションを簡略化できるパッケージcocoonの導入および問題解決、関連する機能の追加については、下記のコラムシリーズをチェックしてみてください(関連するコラムは10以上あります)。
ベースフォルダのgemを削除する
次に、ベースフォルダー直下にある.bundle
フォルダとGemfile
を削除します。
プロジェクト内のgemをvender内にインストールする
以下のコマンドを実行してください。
bundle install --path vendor/bundle/
(MySQLのみ)データベースを作成する
SQLiteの場合は、すでにデータベースファイルが作成されていると思いますが、MySQLの場合はデータベースに接続するためconfig/database.yml
を変更します。
password: (パスワードを入力)
さらに、以下のコマンドを実行します。
rake db:create
MySQL Workbench等のユーティリティソフトで、データベースの作成を確認してください。
プロジェクト名_development
とプロジェクト名test
の2つのデータベースが作成されているはずです。
動作確認
以下のコマンド実行してください。
bundle exec rails s
さらに、下記のURLをクリックしてください。
Railsのトップページが表示されたら、動作確認の完了です!